和歌山県租税教育推進連絡協議会

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和歌山県知事賞
税について
和歌山県立海南高等学校 1年 辻本 桃佳

私は税金のことをあまり知らなかったので、消費税が上がると品物の値段が高くなったような気がして正直嫌でした。でも、この機会に税金のことを調べてみようと思いました。

税にはいろいろな種類があり、私たちのためにもたくさん使われていることが分かりました。私たちは、買い物をした時に納める消費税、また働き始めると、所得税や住民税を納めるようになります。このような税は、公共サービスや公共施設のために使われ、形を変えて私たちの暮らしを支えていることがよく分かりました。私が通っていた小学校では当時、耐震問題で校舎は補強され、体育館は建て替えられました。その費用は、全て税金で補われていたことが改めて分かりました。また、周囲の小学校でも一斉に工事をしていなかったのは、税金にも予算というものがあり使える金額も限られているので、順番に耐震工事をしていたのだと思いました。

その他に、身近にあるのは警察、消防などです。警察官と消防士は、私たちの安全を守るために絶対になくてはならない人たちだと思います。全ての国民に目を向けなければいけないから、それだけの人や設備が必要になるので財政支出が多くなるのは当然だと思い、必要だとも思いました。

あと、ゴミ収集も身近にあると思います。私たちが生活していく中で毎日たくさんのゴミが出ます。当たり前のように、毎日いろいろなゴミを出していますが、ゴミ収集がなくなると環境が破壊されてしまうと思います。私たちが良い環境で暮らせるのは、ゴミを収集してくれている人たちのおかげだと思います。ゴミを処理するには、ここでもたくさんの人や設備が必要になってきます。この身近なことだけを考えても税金は必要であることがよく分かりました。

私たちが豊かで安心して暮らせるためには、私たち一人ひとりが税金について考えることが大切だと思いました。税金が上がる度に、不満の声も耳にしますが、このような使い方をしていることが分かったら、それも仕方がないということがよく分かりました。

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